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エンジンを供給するのはシボレー、ホンダ、トヨタの3社。レギュレーションは3.5リッター自然吸気V型8気筒、最高回転数10,300rpmに規定されている。この規定は今年から採用された新しいもので、各メーカーとも新設計のエンジンを投入している。
王者シボレーと新規参入の日本勢の3つどもえが見物の2003年だが、実は"コース上の平等"思想から設計上の制限が厳しいため、実力はほぼ拮抗している。しかも新規定にのっとったエンジンの主要部品の変更は、2005年まで認められていない。こうしてメーカーの開発競争を抑えることで、ひいてはチームのコスト負担の増加を防いでいる。 |
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シボレー
Indy V8
日産との2メーカー体制だった昨年まで6年連続でシリーズチャンピオンに輝き続けたシボレー(GM)のエンジン。ホンダ、トヨタの新規組を王者として迎え撃つ。 |
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ホンダ
HI3R
米ホンダの子会社、HPDが、F1のエンジン開発で実績のあるイルモアの協力を得て開発。HPD主導によるエンジン開発はこれが初のチャレンジとなる。 |
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トヨタ
RV8I
新規参入のトヨタはアメリカに拠点を置くTRD-USA開発の新エンジンRV8Iを投入。CARTで培ったノウハウをもとに、昨年7月から早々にテスト走行を開始した。 |
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